きらきらひかる

2005年1月19日 読書
ISBN:4101339112 文庫 江國 香織 新潮社 1994/05 ¥420

梗概
 睦月と笑子という、結婚してまもない夫婦を描いたこの小説は、全十二章からなる各章を二人が交互に語るという形式を採っている。睦月はホモで紺という恋人がおり、笑子は睦月と見合いをする前、情緒不安定でアルコール中毒であった。「アル中の妻にホモの夫。まったく、脛に傷持つ者同士、だ。」と笑子は思う。睦月が女性を抱くのが好きではないので、この夫婦はセックスレスであるが、笑子もまた「いいんです、私、セックスがそんなに好きじゃないですから」と言い、それを不満には思っていない。「このままでこんなに自然なのに」と思う笑子と、「変わらずにはいられない」と次第に感じるようになっていく睦月。そんな夫婦に、紺、笑子の昔の恋人である羽根木さん、笑子の友人である瑞穂や、睦月の同僚(睦月は老人病棟を主に受け持つ外科医である)柿井とその恋人の樫部さん(彼らもホモである)それに睦月と笑子の両親が関わりながら、物語は様々な出来事を通して緩やかに流れていく。

って前期の発表でレジュメに書いたら、先生に「あの梗概はだいな君が考えたんですか?よく書けてましたよ!」って褒められました。少しは論文を参考にして書いたのですが、大筋は自分で考えたので嬉しかったです。

そして今、金曜までにきらきらひかる論の草稿を書かねばなりません。あわわ何書いたらいいかわからん・・・。

※追記:今読み返してみると「睦月はホモで〜」の部分は「睦月は同性愛者で〜」とすればよかったですね。反省。

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