感動は無意味か。
2001年9月11日「感動」するのは動物も植物も同じ。ウミガメは産卵の時に涙を流し、植物も雨が降ると喜びの涙を流しますね。なんてそんなめるへんはいいとして、確かに感動したからといって実質的に何か得があるわけじゃないかもしれません。
しかし、感動するってのは悪いことじゃないですよね。当然ですが。ん?感動するのが悪いっていう場合もあるんですかね?まぁそれはいいとして、同じ時と場合にあっても感動する人と感動しない人がいるのも事実です。私なんかはテレビや映画で感動はしない方ですね。バラ珍やら何やら、アホくさくて見ていられません。映画で感動しないって言うと、映画好きな人から「お前はホンマに感動する映画見てないからちゃうんか」なんて言われそうですが。
じゃあ何に感動するかっていうと、まぁあくまで個人的なことですけど、私の場合は文章です。詩やら小説ですね。日常生活の中のふとした気付かないこと、そういうものが書かれていたりすると目から鱗が落ちるっていうんですか、何とも言えない気持ちになるんですね。だからどうしたと言われるとこれまた何とも言えないんですが、やはりそういうところに人間の本質みたいなものがあるんじゃないかと思っています。よくわからないですが。なんか抽象的にして逃げてるみたいですね。つまり、もうちょっと突き詰めて言うと、感動することによって人間の精神生活が豊かになるのではないか、ということです。
では精神生活が豊かになったから得することがあるのかと言われると、これまた何も言えないんですね。だいたい自分で感動したから精神生活が豊かになったなぁなんて思うことはないですし。なってるのかどうかもわかりませんしね。
でもやっぱり昔から大切にされている日本人の心みたいなものは大切にすべきだと思います。
うーん、うまくまとまりませんでしたね(^_^;)
その代わりといっては何ですが、最近「いいなぁ」と思った詩の一つを紹介します。
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猫目石さんの「くじらのしぬうみ」です。素朴な疑問から一転、客観的な視点、そして締めと、最後まで流れるように読めてしまうこの詩はある意味で私の目標です。全部ひらがなっていうのもまたいいですね。これを読んでもらって、少しでも私の言いたいことが伝われば光栄です。
ところで、今fx2君からのメールで知ったんですが、なんかNYでビルに飛行機が2機もぶつかったみたいですね。しかもぶつかる瞬間撮ってるし!なんか映画見てるみたいですが、現実なんですよねこれ。
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